平和についてかんがえる

 

ジュニア1名とシニア2名が、

広島で行われた、国内交流事業「つなげよう、世界へ」に参加しました。

 

同じ神奈川県の18団と、広島県の15団、16団のスカウトが企画をした事業で、

 

広島に日本各地から70名ほどの中高生のスカウトが集まり、平和記念資料館や原爆ドーム、

 

また「死の病院」と呼ばれる爆心地などを見学したり、12才の時に被爆したガールスカウトのリーダーのお話をうかがいました。

 

 

 

当時中学1年生だったリーダーは、爆心地から3.5キロの自宅で被爆し、両親を亡くされました。

 

「突然、窓の外にきれいな光が見えた。その瞬間大きな音と爆風とともに

 

ガラスの破片が私に向かって飛んできた」と71年前の様子を語って下さったり、

 

平和とは「愛の心」で、「相手を思いやる心」を持つことや「皆がわかり合える」

 

ことが大事だとおっしゃっていました。

 

 

事前学習した平和についての資料をもとに皆で話し合う時間もあり、中身の濃い時間を過ごしたようです。

 

 

 

**スカウト感想**

 

 実際に原爆ドームをみるととても胸が痛くなりました。

 

 そしてボロボロになった壁や悲惨な写真を見たとき、

 

 原爆の威力がどれほど強かったかを改めて実感しました。

 

 来年また修学旅行で行くときは、今回の経験をふまえてより理解を深めたいと思います。

 

 また、リーダーのお話をうかがって、「自分がなにをすべきか」をしっかり考えたり、

 

 自分が知ったこと、考えたことを頭の中だけでなく行動に移すことが必要だと思いました。

 

 

 

 平和な世界とは戦争がなく、差別せず、相手のことを尊重しあい、

 

 大切にする世界だと思います。

 

 戦争がなぜいけないのか、平和な世の中にするために何ができるのか、

 

 私たちは周りに伝えて考えていきたいと思いました。