3月5日は、団全体で「KIZUNA Day」の集会をしました。
ガールスカウトでは3月11日の前後に、東日本大震災を忘れず、防災に関する知識や技術を高めて、震災の記憶や復興への想いを風化させないようにと取り組みをしています。
79団でも今年度、キャンプやイベント、普段の集会など1年を通して防災に関する活動をしてきました。
東日本大震災から6年がたち、小さなスカウトはあの日の事を知りません。
そこで地震の時の映像を見たり、地震当日どう過ごしていたかリーダーの話を聞いたり、
それから石巻市の大川小学校で、津波で娘さんを亡くされた佐藤先生のお話を聞きに行ったシニアから講演会の内容も聞いて、「東日本大震災」をまず知ることから始めました。
シニアスカウトは当時の記憶があるため、横浜の小学校でも大川小学校の生徒と同じようにあの時、
校庭に集まった記憶を話してくれました。
自分と照らし合わせながら、どうしたら命を守れるか色々なことを考える機会になりました。
そのあとは、12月にシニアスカウトが行った防災に関するアンケート結果の発表がありました。
スカウトによっては家族と避難場所について話し合ういい機会にもなり、ほかの家で災害に対してどんな備えを
しているのかがわかりました。
最後は、「もし私たちが被災したら…」というテーマで、
新聞紙やビニール袋、缶など、身近なものが、震災の際にどのように役立てるか考えたり、
それらを組み合わせて、どんな防災グッズができるかをパトロールごとに考えて、発表しあったりしました。
どのパトロールもたくさん意見がでて、スカウトの頭のやわらかさにびっくり。
キッチンペーパーと輪ゴムを使って、マスクも作ってみました。
昼食は気仙沼産の材料を使ったスープをみんなでいただき、
その後は青葉台駅で、復興支援の街頭募金を行いました。
募金にご協力いただいた皆様ありがとうございました。