今日は、小学生の時から79団でガールスカウト活動を続けている、大学1年生に記事をお願いしました。
彼女は今、ガールスカウトとは別の場所で、ミャンマーの学生との交流事業を自分たちで企画しています。
ガールスカウトでの経験が、現在どのように役立っているかについても触れてくれています。
詳しくは以下のページからご覧いただけます。
クラウドファンディングを使って、スタディーツアーを実施するための資金も募っています。
是非彼女たちの活動を応援していただければうれしいです!
・ ミャンマーと日本をつなぐ旅 facebook
w.facebook.com/tsunagu.myanmarjapan/
・ クラウドファンディング A-port
理想の教育とは?次世代を担うミャンマーと日本の学生が考える7日間
https://a-port.asahi.com/projects/tsunagutabi/
こんにちは。昨年レンジャー(高校生部門)をフライアップしました、
大学1年生の猶井咲喜です。
この度は私がガールスカウトの活動とは別に行っている活動について紹介させていただきます。
私は、昨年の4月より「ミャンマーと日本をつなぐ旅」というミャンマーの学生を対象にしたスタディーツアーの企画を行っております。
今年の10月にミャンマーの学生(4名)を日本に招待し、約1週間の「教育」をテーマにしたスタディーツアーを開催します。
日本に招待する学生は私たちが今年の3月にミャンマーで行った面接を通して選考した学生たちです。
ミャンマーは昨年アウンサンスーチー氏の政党になったことで、
約半世紀続いた軍事政権が幕を閉じ民主化に向けて大きく動き始めている国です。
しかし、ミャンマーは未だに多くの課題を抱えています。
私たちは、ミャンマーの「教育問題」に注目し、その改善に関わりたいと考えました。
ミャンマーの学校では先生に対して自分の意見を話したり、
質問したりすることが非常に難しい状況にあります。
先生が言う言葉は100%正しいと考えられており、生徒は学校で先生が話したことをひたすら暗証しています。
このような教育では将来国を担う学生たちは自分で考え行動する力が身に付きません。
こうした教育問題を抱えたミャンマーの大学生が来日します。そして、日本の高校で授業体験をしたり、日本の大学生と「教育」をテーマにしたグループディスカッションを行います。
日本側の私たちも積極的に日本の教育問題を共有することでお互いに学び合い成長できる機会とします。
私たちが大切にしていることは、「日本」と「ミャンマー」の経済的、社会的な違いにこだわるのではなく、
同じ学生という立場で対等に学び合うことです。
両国の違いを理解したうえで、互いに問題点を共有し、一緒により良い教育のあり方を考えます。
このような企画をするにあたって、これまでガールスカウト活動で培ってきたスキルは大きく役立っています。
失敗を恐れずに挑戦してみること、先のことを見通して企画すること、自分と異なる他者の視点で考えること、などです。
私が今やっていることは、今は直接的にはガールスカウトとは結びついてはいませんが、
これまでのガールスカウト活動が土台となっているように思います。
そして皆さんにひとつお願いがあります。
本スタディーツアーの開催に必要な資金が、まだ足りていません。
クラウドファンディングを10月までやっておりますので、
もしご興味をもってくださいましたらぜひご協力お願い致します。
学生同士の草の根の交流はいつかミャンマーと日本のより良い関係へと繋がって行くと信じて、
10月の開催に向けて頑張ります。