あまりブログには登場しないのですが、79団にはシニア(中学生年代)のスカウトが6名在籍しています。
シニアになると活動の幅も大幅に広がる訳ですが、塾や部活などそれぞれ多忙にしており、キャンプも野外活動もなかなか都合が合わず、数時間の室内での活動が多く、ガールスカウトの両立がなかなか難しくなってくる年代でもあります。
そんな中、メンバーで同じ体験をする時間を作りたいとのことで、色々話し合いをした結果、スカウトの中で関心がある場所として挙がった、合羽橋、浅草へ出かけることになりました。
まずは合羽橋。食品サンプル作りの体験をしました。今の食品サンプルは熱や陽射しに強い樹脂やプラスティックでできていることが多いそうですが、体験では昔ながらのロウを使って作りました。
日本の食品サンプルは日本独自のもので、クオリティはまるで本物のよう。海外でも評判で、外国人観光客も多く訪れていました。商品としては自国にある食べ物が人気で、アメリカからのお客さんにはお肉が人気、なんて話もお店の方から聞きました。
その後、浅草の街を歩きながら、来年のオリンピックに向けて、海外からのゲストのために街の中でどんな工夫がされているかを探しました。
浅草は有名観光地でもあるため、多国言語の看板メニュー案内など多く見つけられました。
中でも「ピクトグラム」といわれる案内記号をよく目にしました。図や記号で一目でわかりやすく表示されていて、たくさんの記号を発見しました。
例えば郵便局。日本の地図記号は郵便番号のマーク(〒)をまるで囲ったものでしたが、2016年に外国人向けに新しい記号が発表され、今では封筒のマークが使われているそうです。
次の集会では、このピクトグラムを取り上げ、どんな意味や意図があるかを調べて、話し合う予定です。今回発見したことを、シニアでの活動につなげていきたいと考えています。