12月24日、79団のジュニアスカウト2名と、同じく横浜市内で活動する53団のジュニアスカウト1名が気仙沼を訪問しました。
2019年3月の絆デイと、11月のハマのサンマまつりでお預かりした募金は、東日本大震災で殉職された気仙沼の消防団員のお子さんの支援に使われています。
今回その義援金を、気仙沼の市長さんに直接お届けしてきました。
(その様子は、気仙沼・菅原市長のツイッターにもツイートされています。)
日帰りのハードなスケジュールでしたが、3階まで津波に襲われた元・向洋高校の震災伝承館や、震災の年に仮設住宅に植えられた横浜緋桜などを実際に目にして、震災の記憶のない世代のスカウトたちも強く感じるところがあったようです。もらい、これからも被災地との絆を繋いでいってほしいと思いました。
スカウトMさん
「特に印象に残ったのは伝承館です。
東日本大震災で破壊された校舎がまだ残っていて中が見られたからです。
気仙沼の街は、私が思っていたよりきれいになっていて、皆さんの努力はすごいな、と思いました。」
スカウトTさん
「海から遠く離れた学校のあんな高い壁や窓ガラスが崩れたり、車が校内に入ったりしていて、津波の怖さを感じました。
そんな中、震災の年に横浜の子供たちが植樹した「横浜緋桜」が、大きく成長していました。毎年きれいな花を咲かせてほしいです。」
震災からまもなく9年、今回の2人の経験をぜひ他のスカウトとも共有してもらい、これからも被災地との絆を繋いでいってほしいと思いました。