女の子だから?男の子だから?

6月に、ブラウニー(小学校低学年)とジュニア(小学校高学年)を対象にVAV集会を行いました。

「VAV」とは、Voice Against Violenceの略称で、“声を出して暴力や差別のない世界を作ろう”というテーマを掲げている参加型で学ぶジェンダー教育のことです。

 

今回の集会では、「男の子だから?女の子だから?」というテーマで、アクテビティをいくつか行い、潜在的に持ってしまっているジェンダーに関する固定概念を感じ取ってもらいました。また、スカウト自身が感じているジェンダーギャップについて話してもらいました。

 

例えば、プログラムのアクテビティの中で、「私が好きな色!」というものを行いました。このアクテビティでは、ブラウニー・ジュニア世代が想像しやすい、ランドセルを題材に取り、自分が持っているランドセルの色を中心に、周りの男の子と女の子は何色のランドセルを持っている?その違いはある?あるとしたらどうして?ということを考えてもらいました。

 

他にも、職業に対するジェンダーをとりあげたアクティビティなども行いました。

集会を通してスカウト自身が学んだこととして、「男の子も女の子も、性別によって決まった色や仕事を選ばなくても良い」ことを挙げてくれました。VAVの理解への第一歩を踏み出すことができたのではないかと思います。

 

この集会から、ぜひ学んでくれたことを家族や周りの人などの身近な人にも伝えて、ジェンダーギャップに対する理解やを広めて、みんなが生きやすい社会を作っていくきっかけにして欲しいです。