11月初め、年に一度のテント干しを行いました。
例年であれば、毎年5月頃、本格的なキャンプシーズンを前に行います。
キャンプで使用するテントや備品などを、普段保管している倉庫から引っ張り出し、天日で干しながら状況を確認。
場合によってはメンテナンスを施しながら、来たるキャンプに備えます。
ただ今年の夏もコロナ禍で、残念ながらキャンプは出来なかったので、今回もテントを干すだけとなりました。
しかし、ジュニア部門のスカウト(小学4~6年生)たちにとっては、キャンプ時と同様に、一からテントを立てられる絶好の機会です。
4年生は今回初めての挑戦、5年生もまだ一度しか立てたことがありません。
この日のために、事前にテントの立て方や、注意点などを復習してたものの、限られた時間内に無事に立てられるかどうか、ドキドキの挑戦でもありました。
ところが、今回は天候の関係で、急遽シニアスカウト(中学1~3年生)と合同で1張立てることになりました。
経験豊富なシニアスカウト、てきぱきと作業を進めながらも、要所要所で注意点をわかりやすく伝えてくれます。
最初は、指示されたことを必死でこなしていくジュニアスカウトたちでしたが、少し経つと、自ら次の作業を予測して動いたり、自発的に砂を払ったり、積極的に臨む姿勢が見えてきました。
またシニアスカウトたちも、既に頭に入っている知識を、初めてのスカウトたちにわかりやすく教えてくれることで、より知識を深めていってくれたのではないかなと思います。
天気が早めに崩れてしまったため、残念ながらテントを最後まで立てることはできなかったのですが、みんなで協力しながら、素早く後片付けまで終えることができました。
ジュニアのみんな、限られた時間の中、集中してよく頑張りましたね!
先輩スカウトたちと一緒に作業をすることで、たくさんの刺激を受けたことと思います。
これからも少しずつ力をつけて、先輩たちに近づいていこうね。
そして来年こそは、みんなが立てたテントでキャンプができますように・・・
最後になりましたが、快く園庭を貸してくださった幼稚園の皆様、本当にありがとうございました。