冬景色の田んぼが広がる【寺家ふるさと村】へ、ブラウニー&ジュニアでハイキングに出かけました。
ふるさと村は、《里山》といわれる人の手が入り管理されている美しい場所で、多様な生物に出会える環境です。
ハイキングのスタート前に、自分が見つけたいものや皆に紹介したいものを[自然ビンゴカード]に描きました。
ビンゴうまるかな♪キノコや木の実、ヘビもみたい!と、ワクワクドキドキな気持ちが高まります。
ガールスカウトでは、「パトロール」といって、小さなグループを作って活動をします。集会では、パトロールシステムを活かしてスカウトが力を発揮する場面がたくさんあります。
今回のハイキングでは小人数のパトロールにわかれ、パトロールリーダー担当のスカウトが持っている地図を頼りに、制限時間内にゴール地点を目指すことにチャレンジしました。目標に向かいみんなで話し合って行動することで、新たなチームワークを育めます。
また自然のなか全身と五感を使うことが、キャンプの練習としても効果的のようです。実際の道と地図を見比べながら「こっちかな?いやあっちだろうか…」と試行錯誤するのも、とても良い経験ではないでしょうか。
途中のチェックポイントには、ロープワークの競争やふるさと村クイズ、道しるべやヒントの解読などのしかけも準備したので、自分たちが今までに学んだ知識や意見を出し合いながらクリアして進んでいきます。
大人でも時には戸惑うことがある静かな山のなかも、スカウトたちはパトロールで協力しながらがんばりました。
自然に対する自分の気持ちを、詩などに表現する創作もできました。
全パトロールが制限時間内にゴールできて、達成感も感じることができたようです。
楽しめる里山の景色の中を、無料で散策させていただけるのはとてもありがたく幸せだと思いました。
天然記念物ミヤコタナゴの水槽や標本なども展示されていて、みんな興味深々で観察しました。
ハイキングの最後に、ふるさと村にも詳しいリーダーが手作りしてくれた、自然のものを使ったとっても可愛いクラフトをハットにつけてほくほく♡
またいつか来たいね!と話しながら帰宅しました。