旗揚げ式&防災について考える

1月9日に旗揚げ式が行われました。

旗揚げ式は例年新年最初の活動で、新しい年の活動のスタートとして、みんなで集う日です。

 

新年のご挨拶をした後に、スカウトそれぞれが新年の抱負を言いました。

「お手伝いをもっとしたい」「火を起こせるようになりたい」「受験勉強頑張る」など、それぞれ新たに迎えた2022年の抱負を語りました。

 

そして、メインの旗揚げ式に加えて、今回はレンジャー(高校生年代部門)の企画で、「防災」について考えました。

レンジャー部門は自ら企画を考え、実行するまでのプロセスをほとんど全て自分たちだけで行います。

「防災」は、レンジャーのメンバーの一人が、去年のガールスカウトの全国オンラインキャンプに参加して学んだ知識を盛り込んだ内容となりました。

 

まずは、災害時に普段使っているものが使えなくなった場合にどうする?ということを考えてもらうためのアクティビティを行いました。

今回はコップが割れてしまって使えないという設定で、新聞紙とビニール袋を使ってコップを作ってみました。

 

次に、いろんな年代が混ざったグループを作り、クイズゲームを行いました。

例えば、こんなクイズがありました。

 

「建物に閉じ込められた!近くに人の気配がない時どうやって助けを求める?」

 

① 大声で叫び続ける ② 近くにあるものを叩いて音を出す

 

答え合わせをするときには、理由も一緒に答えてもらうことで、参加者に考えることを促していました。

 

小学校低学年から大人までの幅広い年齢層が、新しいことを学びながら楽しめるような工夫がたくさんあり、みんな積極的に取り組んでいました。

 

参加者には、防災の情報が記載されているレンジャー手作りの冊子も配布しました。

 

災害時にどのような行動をするべきかを再確認する良い機会となりました。

ガールスカウトのモットーは「そなえよつねに」。(もちろん何事もないのが一番ですが)いざという時のために、日頃から色々な情報に耳をむけたり、自分達の持っている知識やスキルが使えるように、定期的にみんなで振り返りができるといいと思います。