5月の終わりにすべての部門が集まり野外活動をしました。
久しぶりにみんなで野外という事もあり、スカウト達は様々な「初めて」を体験しました。
開会式ではレンジャーから『カレーライス』というソングを紹介してもらい皆で歌いました。身振り手振りでカレーライスを作っていく歌は、スイカの名産地に続く79団の人気曲になりそうな予感です!(ちなみに、一泊キャンプの夕飯はカレーライスなのでぴったりの曲ですね♪)
今回のメインイベントである炊事でも、各部門バラエティーに富んだ献立に挑戦しました。
美味しく出来た物は他の部門におすそ分けしている姿もとても印象的でした。
今回の成功を自信に、反省を糧に、6月の一泊キャンプに挑むスカウト達のこれからが楽しみです!
それでは、各部門の様子を紹介していきます。
【ブラウニー】
カートンドッグ、フルーツポンチ、キャベツとウィンナーのホイル蒸しに挑戦しました。
フルーツをカットしたり、ホイルや新聞紙をパンに巻くのもブラウニー年代には難しいけど、自分たちで作った出来たてを屋外で食べるのは本当に美味しかったです!
ランチの後はネイチャーゲームをしました。
葉っぱのゆれる音をきいたり、お気に入りの木を探して、木肌の手触りや香りなど感じたことを伝えあいました。
自然の中を元気に飛び回り、妖精=ブラウニー時間をニッコリ笑顔ですごしました!
【ジュニア】
開会式で旗揚げに挑戦しました。
みんなが見ている中緊張しながらも、練習した動きをひとつひとつ丁寧に、堂々と役目を果たしました!
お昼ご飯は野菜たっぷりのミネストローネと、非常時にも便利なアルファ米の五目ごはん。
薪を割ったりマッチを点けたり、最初はおっかなびっくりでしたが、だんだん大胆になるジュニアたち!
暑い中、力を合わせて作ったスープはとても美味しくて、しっかり完食でした。
【シニア】
ねじねじパンとスープ、サモア(焼きマシュマロ)を作りました。
割りばしに生地を巻いて焼くパンは、中まで火を通すのが思ったよりも難しく…。
とっさのアイディアで、生地を飯ごうに入れて焼いたらふっくらモチモチに!
失敗にも柔軟に対応しているスカウトたちです。
ビーズのチーフリング作りでは、自分たちが教える側になって年下のスカウトを楽しませてくれました。
今日だけでもしっかり成長を見せてくれたシニアでした!
【レンジャー】
「歩く国際協力 Walk in Her Shoes2022(WiHS)」をご存知ですか?
水汲みのために毎日歩かなければならない女性や女の子たち。彼女たちの気持ちを想像しながら歩き、歩数が寄付につながるキャンペーンです。WiHSに参加しているスカウトの企画で、この日は自分たちが運んだ水のみで野外調理をしました。最寄駅から水を持って歩くこと40分。歌ったり、おしゃべりすると、ちょっぴり水が軽くなったように感じました。
久しぶりの野外活動でしたが、レンジャーにもなると薪割り・火起こしも体が覚えているようで、テキパキと作業をすすめ、あっという間に美味しい飯盒炊き込みご飯と牛乳パック羊羹が出来上がりました!
こうしている間にも多くの女性や女の子が、危険と隣り合わせで水汲みに長い時間を費やしています。自分たちが出来ることを改めて考えた一日でした。