団キャンプ

7月の終わりに、今年も3泊4日で山中湖へ団キャンプに行って来ました。

総勢41名。

 

1日目のテント立て、去年は土砂降りの中での作業で大変でしたが、今年は過ごしやすい曇り空で、一年成長したスカウト達も比較的スムーズに立てる事が出来ました。(ちょっと、支柱が傾いてるテントもありましたが・・・)


その後も手際良く食事を作ることができ、いつものキャンプでは考えられない程、時間に余裕を持って行動する事が出来ました。そんなこんなで、まずまずの1日目が終了。気になるは、翌日の石割山ハイキングのお天気・・・

 

2日目の朝、予感は的中、早朝から結構な量の雨・・・。

雨プロは考えてるとはいえ、せっかく下見も終え行程表を練って、スカウト達に仲間と協力する事や達成感を得る事、都会では味わえない自然を感じたり、登りはじめの403段の階段や山頂で目の前に広がる富士山や眼下に見える山中湖を見せてあげたいと、なかなか中止の決断が出来ずリーダー達と顔を突き合わせて悩んでいると、天の神様が「それなら、思い切って行って来なさい」と背中を押してくれたかのように雨がやみ始め、【午後からは、雨でしょう】という天気予報に一抹の不安をかかえながらも、神様に感謝し、一行、元気よく出発しました。


一年生にも登れるかなぁと心配していた山頂までの道のりも、結局ブラウニーが一番元気で、頂上では山中湖もよく見えて一安心。帰りも順調に進んでいたところ、なんとこの時期流行り(?)のゲリラ豪雨に遭遇し、残念ながら先に降りていたシニア以外は、付き添いのリーダーも全員上から下まで、びしょ濡れ・・・

(でも、そんな中でもブラウニーは雨を楽しんでいたというから、さすが!)


キャンプ場で、留守番をしていた私は、振り出した雨に嫌な予感を感じつつ心配していましたが、全員無事に戻って来た時には、やれやれと一安心しました。


大きな雷、いきなりの豪雨、川のように水が流れ出した足元、危険と隣り合わせの野外活動ですが、ハイキングの後に皆で入ったお風呂は、本当に気持ち良かったらしく、どの子もホッとくつろいで、なかなか上がってきませんでした。

 

この日は、夕食時にもすごい雨が降り出し、予定を一部変更しての活動で雨に振り回された一日でした。

 

3日目、この日は部門毎に活動。過ごしやすい曇り空の下、ブラウニーはキャンプ場内で染物などいくつかのクラフトと火を使わないメニューで自分達で昼食を作っていました。やっぱり小さくてもみんなお料理は好きですよね!


ジュニアは、ロープワークやキャンプクラフトなど、普段集会で習ってる事をキャンプ場で実践していました。

あまりに楽しく張り切りすぎて時間を取ってしまった為に、その後の昼食のパエリアが2時過ぎに出来るという悲しい事実もありました。


シニアは、せっかく山中湖に来たのだからと、忍野八海まで散策して名物のほうとう作りにチャレンジして来ました。

地元のほうとう名人に、わかりやすく教えて頂いてすごーくおいしいほうとうが出来ました。

シニアのスカウト!今度は団のみんなに、野外料理の集会で、おいしいほうとうを御馳走して下さいね。

 

そして、いよいよこの夜はお楽しみのキャンプファイヤー!

 

シニアを中心に今まで色々企画して、薪組も済んで、さあ!という時に、なんという事、雨が・・・

恨めしく空を眺めていましたが、一向に止む気配もなく仕方なく室内でのキャンドルファイヤーに変更すべく、大広間にキャンドルファイヤー用の薪を組みました。

 

でも、外で楽しそうに歌っているスカウト達を見て、やっぱり野外で火を囲みながらファイヤーをしたいよね・・という気持ちになり、急遽、へっついに火を起こして、雨よけテントの下でみんな集まって、スタンツや歌など楽しいファイヤーをしました。

エールマスターのシニアスカウト、急な変更にも対応して、みんなを楽しませてくれてありがとう。ご苦労様でした。

 

ファイヤーの後にみんなで食べた夜食のゼリーは、おいしかったね。