クリスマス会でクッキーづくりとお昼を楽しんだ後に、
同じ施設にある、デイケアを訪問しました。
いつも集会で利用させていただいている施設ですが、なかなかデイケアを利用している方と交流する機会がなく、初めての経験です。
スタッフの方から「みんなのひいおじいちゃんひいおばあちゃんくらいの年の人だよ」と教えてもらいました。
当日はいらっしゃらなかったのですが、100歳を超えている利用者の方もいると聞いて、
スカウトたちがびっくりしていました。
この日のために練習してきた、ハンドベルで、ジングルベルときらきら星を演奏しました。
歌と手品、ダンスも観ていただいて、なぞなぞとじゃんけん、肩たたきをして、交流しました。
おじいちゃんおばあちゃんとお話しするのは、ちょっと緊張したようですが、皆さんが喜んでくださって、
スカウトたちも「また行きたい!」「今度は私も手品をしたい!」と口にしていました。
交流を続けていけると良いです。
今年もあっという間に年末が近づいています。
テンダーフットとブラウニーで一緒に、今年最後の活動のお楽しみに、クリスマス会を行いました。
今年の前半に、レンジャーから「年少部門に何かを教える活動をした」という申し出があり、
学校では料理部に所属している彼女の得意なことを生かして、
クッキーづくりを中心にしたプログラムを企画しました。
スカウトがクリスマス会が楽しみになるように、事前に招待状を作成したり、
どんなクッキーがいいか?どんなことに気を付けたらいいか?当日の流れはどうするか?など
レンジャーが自分自身で考えました。
スカウトそれぞれで、かわいいクッキーを作って、お昼ご飯を作って、みんなで楽しい時間を過ごしました。
最後にはブラウニーから「楽しかった!ありがとう」と言葉をもらい、レンジャーもとても達成感があったと思います。
今年のアワサンクスデイ(79団独自の活動で、感謝を伝える日)は、食べ物に感謝、ということで、8月にリーダーが研修会に参加してきた、飢餓のない世界を作るために活動しているNGOのハンガー・フリー・ワールドさんの啓発プログラムの、『もったいない鬼ごっこ』を実施しました。
世界で作られる食べ物の3分の1は、食べられるにも関わらず、捨てられているそうです。
日本でも、捨てられる食べ物は年間642万トン。これは1年で取れる魚の量を大きく上回るそうです。
食べられるのに捨てられてしまう食品の事を、フードロスとか、食品ロスと言い、『もったいない鬼ごっこ』を通じて、フードロスについて、みんなで考えました。
ゲームを通じて、食品がどんな風に私たちのもとに届くかを知りながら、たくさんの人の手間がかかっていることも知りました。
ゲームの後に、「このまま食べられる物を捨て続けるとどんな世界になるか」と、「今日からフードロスを減らすために自分にできること」を、みんなで話し合いました。
小学生低学年のブラウニーが多いので、テーマが少し難しいかもしれないと心配だったのですが、とても活発な話し合いが出来ました。
食べ物を捨て続けると?という投げかけには、ブラウニーからも、「たくさんのごみを処理することで温暖化につながる」など、環境問題も連想して、考えることが出来ました。
食に関するたくさんの事を楽しく学べて良かったようです。
小さな心がけですが、日ごろから、食事への感謝をわすれず、残さず食べて、自分たちに出来ることをしていこうと思いました。
週末の集会は、同じ横浜市内の団で活動している、大先輩のリーダーをお迎えして行いました。
東日本大震災など、沢山の被災地で、支援・復興活動に関わっている方で、
今回は防災について、スカウトが考えられるような集会をしていただきました。
79団では、地域の防災マップを作成したり、東日本大震災の復興支援募金を行ったり、
年間のプログラムの中でも、災害について触れる機会がありますが、
実際に被災地で活動されている方のお話をじっくり聞くのは、初めての体験でした。
ガールスカウトってどんなことしているの?